危険物:予想問題集 危険物:模擬試験 危険物:模擬試験 予防技術検定 危険物に関する問題<模擬試験> 1 / 20 屋外貯蔵タンクの空地の幅に適切でないものを選べ 指定数量の倍数が500以下の屋外タンク貯蔵所 空地の幅3m以上とすること。 指定数量の倍数が500を超え1,000以下の屋外タンク貯蔵所 空地の幅6m以上とすること。 指定数量の倍数が1,000を超え2,000以下の屋外タンク貯蔵所 空地の幅9m以上とすること。 指定数量の倍数が2,000を超え3,000以下の屋外タンク貯蔵所 空地の幅40m以上とすること。 不正解(参照 危令第11条第1項第2号) 正解 空地の幅12m以上が正しい。(参照 危令第11条第1項第2号) 2 / 20 製造所に関し適切でない記載を選べ 直下の地盤面の周囲に高さ15㎝以上の囲いを設置、又はこれと同等以上の効果ある流出防止措置を講ずる。 流出防止措置は、コンクリートその他危険物が浸透しない材料で覆い、かつ、適当な傾斜及び貯留設備を設置する。 屋外に設けた液状の危険物を取り扱う設備(第4類の危険物(水に溶けるものに限る。)は貯留設備に油分離装置を設置する。 危険物を取り扱う建築物の窓又は出入り口にガラスを用いる場合は、網入りガラスとすること。 不正解(参照 危令第9条第1項) 正解 水に不溶のものに限る。(参照 危令第9条第1項第12号) 3 / 20 屋外貯蔵タンクの保有空地に適切でないものを選べ 指定数量の倍数500以下 空地の幅3m以上が必要となる。 指定数量の倍数500超え1,000以下 空地の幅5m以上が必要となる。 指定数量の倍数1,000超え2,000以下 空地の幅9m以上が必要となる。 指定数量の倍数2,000超え3,000以下 空地の幅12m以上が必要となる。 指定数量の倍数3,000超え4,000以下 空地の幅27m以上が必要となる。 不正解(参照 危令 第11条第1項第2号) 正解(参照 危令第11条第1項第2号)15m以上が正しい。※4,000リットルを超える場合、タンクの最大直径若しくはタンクの高さ又は15mのうち大きいものに等しい距離以上が必要 4 / 20 酸化性固体に非該当のものを選べ 塩素酸塩類 過塩素酸塩類 無化過酸化物 硫化りん 不正解(参照 法別表第1) 正解 硫化りんは第2類の危険物に該当する。酸化性固体とはその物自体は燃焼しないが、他の物質を強く酸化させる性質を持つ固体であり、可燃性と混合したとき、熱、衝撃、摩擦により分解し、きわめて激しい燃焼を起こさせるもの(参照 法別表第1) 5 / 20 指定数量の倍数が10以上の製造所等に必要となる警報設備の区分に適切でないものを選べ 自動火災報知設備 消防機関に報知できる電話 非常警報機器具 拡声装置 不正解(参照 危令第21条➡危則第37条) 正解 警報設備は自動火災報知設備、消防機関に報知ができる電話、非常ベル装置、拡声装置、警鐘と規定(参照危令第21条➡危則第37条) 非常ベル装置の設置が正しい。(参照 危則第37条) 6 / 20 第4類の危険物の共通する特性に適切でないものを選べ 火気等による引火又は爆発の危険がある。 液比重が1より小さく、水には溶けないものが多い。 発火点の低いものがある。 電気の導電性が良いものが多い。 不正解 正しい記載 ・引火点が低く、液温が低くても火花などの小さな火種で引火する可能性がある。・蒸気比重が1より大きく、空気よりも重いので、低いところに滞留しやすい。・液比重が1より小さく、水に溶けず、水よりも軽いため、両者を混ぜると水に引火性液体が浮いて火面が広がるおそれがある。・電気の不良導体であるものが多く、静電気が蓄積されやすくなる。といった特色を持つ。 正解 電気の不良導体であるものが多く、静電気が蓄積されやすくなる。 この蓄積され た静電気が放電するとき、発生する火花により引火することがある。 7 / 20 第2種消火設備(スプリンクラー設備)の適応する区分でないものを選べ 建築物その他の工作物に適応する。 禁水性物質に適応する。 第5類の危険物に適応する。 第6類の危険物に適応する。 不正解 (参照 危令別表第5) 正解 禁水性物質は不適となる。他にも電気設備、第1類の危険物(アルカリ金属の過酸化物又はこれを含有するもの)等には不適となる。(参照 危令別表第5) 8 / 20 危険物の施設区分に適切でないものを選べ 製造所 危険物を製造するための施設が該当する。 屋内貯蔵所 屋内の場所において危険物を貯蔵し、又は取り扱う施設が該当する。 屋外貯蔵所 屋外にあるタンクにおいて危険物を貯蔵し、又は取り扱う施設が該当する。 屋内タンク貯蔵所 屋内にあるタンクにおいて危険物を貯蔵し、又は取り扱う施設が該当する。 不正解 (参照 危令第2条) 正解 屋外タンク貯蔵所に関する記載(参照 危令第2条) 9 / 20 保有空地を要する製造所等に適切でないものを選べ 製造所は保有空地を要する。 屋内貯蔵所は保有空地を要する。 屋外タンク貯蔵所は保有空地を要する。 地下タンク貯蔵所は保有空地を要する。 不正解 (参照 危令第9条) 正解 地下タンク貯蔵所は保有空地が不要。保有空地とは、保安対象物から製造所等の外壁又はこれに相当する工作物の外面までの間の距離を指す。(参照 危令第9条) 10 / 20 屋外貯蔵タンクの位置、構造及び設備に適切でないものを選べ 屋外貯蔵タンクの弁 鋳鋼又はこれと同等以上の機械的性質を有する材料で造り、かつ、危険物が漏れないものであること。 タンクの水抜管 タンクの底板に設けること。 浮き屋根を有する屋外貯蔵タンク 屋外貯蔵タンクの側板又は浮き屋根に設ける設備は、地震等により浮き屋根、並びに側板の双方に損傷を与えないように設置すること。 屋外貯蔵タンクの配管 位置・構造及び設備は、製造所の危険物を取り扱う配管の例によること。 不正解(参照 危令第11条) 正解 浮き屋根を有する屋外貯蔵タンクの側板又は浮き屋根に設ける設備は、地震等によりそれぞれ浮き屋根又は側板に損傷を与えないように設置すること。「又は」、が正しい。(参照 危令第11条第1項第11の3号) 11 / 20 著しく消火困難な屋内タンク貯蔵所への該当要件に適切でないものを選べ 液体の危険物(第6類の危険物を除く。)を貯蔵し、又は取り扱うもので液表面積が40㎡以上のもの(高引火点危険物のみを100度未満の温度で貯蔵し、又は取り扱うものを除く。) 高さが60m以上のもの タンク専用室を平屋建て以外の建築物に設けるもので、引火点が40度以上70度未満の危険物に係るもの 不正解(参照 危則第33条第1項第4号) 正解 高さ6m以上のものが該当(参照 危則第33条第1項第4号) 12 / 20 販売取扱所の基準に適切でないものを選べ 取扱所の位置 第1種・2種販売取扱所は、建築物の1階に設置すること。 標識・掲示板 第1種・第2種販売取扱所である旨の標識を設置すること。 配合室の床面積 第1種・第2種販売取扱所では、6㎡以上10㎡以下とすること。 建築物の壁など 第1種・第2種販売取扱所は、防火構造とし、隔壁を防火構造とすること。 不正解(参照 危令第18条) 正解 第2種販売取扱所は壁、柱、床及びはりを耐火構造、天井を設ける場合は、不燃材料で造ることが正しい。 (参照 危令第18条第2項第1号) 13 / 20 自動火災報知設備の設置を要する製造所等に適切でないものを選べ 製造所又は一般取扱所 延べ面積500㎡以上(高引火点危険物のみを100度未満の温度で取り扱うもの。) 製造又は一般取扱所 屋内で指定数量の倍数が100以上のもの(高引火点危険物のみを100度未満の温度で取り扱うものを除く。) 製造所又は一般取扱所 一般取扱所の用に供する部分以外の部分を有する建築物に設けるもの(難燃材料で区画されたものを除く。) 不正解(参照 危則第36条の2、 危則第38条) 正解 耐火構造で区画されたものを除く。 警報設備が必要になるのは、一定規模以上の危険物施設となる。ただし、移動タンク貯蔵所は、警報設備は要さない。(参照 危則第36条の2、 危則第38条) 14 / 20 予防規定を要する製造所等でないものを選べ 移送取扱所 すべての取扱所は定める必要がある。 一般取扱所 指定数量の10倍以上の危険物を貯蔵し取り扱う施設は定める必要がある。 給油取扱所 すべての取扱所(自家用の屋内給油取扱所を含む。)は定める必要がある。 屋内貯蔵所 指定数量の150倍以上の危険物を貯蔵し取り扱う施設は定める必要がある。 不正解(参照 危令第37条➡危則第61条 危令第7条の3) 正解 自家用の屋内給油取扱所以外のものは除かれる。(参照 危令第37条➡危則第61条 危令第7条の3) 15 / 20 危険物を表示する掲示板に適切でないものを選べ 長さ60㎝以上×幅30cm以上の大きさが求められる。 地は白色とする。 文字は黒色とする。 掲示板への表示内容の一つとして製造所等の管理権原者の氏名が挙げられる。 不正解 表示内容は、危険物の種類と品名、貯蔵又は取り扱い最大数量、指定数量の倍数、危険物保安監督者を定めを要する製造所等では危険物保安監督者の氏名又は役職となる。(参照 危則第18条第1項) 正解 表示内容は、危険物の種類と品名、貯蔵又は取り扱い最大数量、指定数量の倍数、危険物保安監督者を定めを要する製造所等では危険物保安監督者の氏名又は役職となる。(参照 危則第18条第1項) 16 / 20 屋外貯蔵所のさく等の周囲の保有空地に適切でないものを選べ 指定数量の倍数が 10 以下の屋外貯蔵所 3m以上 指定数量の倍数が 10 を超え 20 以下の屋外貯蔵所 6m以上 指定数量の倍数が 20 を超え 50 以下の屋外貯蔵所 8m以上 指定数量の倍数が 50 を超え 200 以下の屋外貯蔵所 20m以上 不正解(参照 危令第16条第1項第4号) 正解 20を超え50以下の指定数量の倍数では、10m以上の空地を要する。(参照 危令第16第1項第4号) 17 / 20 第4類の危険物 引火性液体でないものを選べ 特殊引火物 第1石油類 アルコール類 黄りん 不正解(参照 法別表第1) 正解 黄りんは第3類の危険物に該当する。 他には、金属ナトリウム、金属カリウム、アルキルアルミニウムなどが第3類の危険物に該当(参照 法別表第1) 18 / 20 屋外タンク貯蔵所のポンプ設備に適切な記載を選べ ポンプ設備の周囲には、当該屋外貯蔵タンクの周囲に30m 以上の幅の空地を保有しなければならない。 ポンプ設備から屋外貯蔵タンクまでの距離は、当該屋外貯蔵タンクの空地の幅の3分の2以上の距離を離さなければならない。 ポンプ設備は、堅固な基礎の上に固定しなければならない。 ポンプ室の床には、その周囲に高さ 0.15m 以上の囲いを設けるとともに、当該床は、危険物が浸透しない構造とし、かつ、適当な傾斜及び貯留設備を設けなければならない。 不正解 ポンプ設備の周囲には・・3m以上が正しい。 ポンプ設備から屋外貯蔵タンクまでの距離は・・3分の1以上が正しい。 ポンプ室の床は・・高さ0.2m以上の囲いが正しい。(参照 危令第11条第1項第10の2号イ・ロ・チ) 正解 ポンプ設備は堅固な基礎の上に固定する。(参照 危令第11条第1項第10の2号ハ) 19 / 20 製造所の基準について適切でないものを選べ 危険物を取り扱う建築物の窓又は出入り口にガラスを用いる場合は、網入りガラスとすること。 見やすい箇所に製造所である旨を表示した標識及び防火に関し必要な事項を掲示した掲示板を設けること。 貯蔵倉庫の窓及び出入口は、防火設備を設けなければならない。 建築物等からの保安距離について定められた距離は建物等の形態に関わらず一律のものとなる。 不正解(参照 危令第9条) 正解 学校、文化財施設、高圧ガス施設等で異なる。また、防火上有効な塀を設けることにより市町村長等が安全と認めた場合には市町村長等が定めた距離とする。(参照 令第9条第1項第1号) 20 / 20 第5種の消火設備の能力単位に適切でないものを選べ 消火専用バケツ(容量8リットル)電気設備及び第4類の危険物を除く対象物に対するもの➡3個にて1.0 水槽(消火専用バケツ3個付 容量80リットル) 電気設備及び第4類の危険物を除く対象物に対するもの➡1.5 水槽(消火専用バケツ6個付 容量190リットル) 電気設備及び第4類の危険物を除く対象物に対するもの➡2.5 乾燥砂(スコップ付 容量50リットル)第1類から第6類までの危険物に対するもの➡10.0 不正解(参照 危則別表第2) 正解 乾燥砂の能力単位は50Lの容量で0.5。膨張ひる石又は膨張真珠岩は160Lの容量で能力単位1.0(第1類から第6類の危険物に対するもの)(参照 危則別表第2) 第5種の消火設備の能力単位は、 ①第1類から第6類までの危険物に対するもの ②電気設備及び第4類の危険物を除く対象物に対するもの の二つのパターンに分かれる。(参照 危則別表第2) あなたのスコアは平均スコアは 75% 0% 問題を再開する 消防用設備:模擬試験 前の記事 共通Ⅰ(燃焼及び消火の理論に関する基礎知識)全問 次の記事
コメント