消防用設備:予想問題集 消防用設備:予想問題集ver3(警報設備関係) 消防用設備:予想問題集ver3(警報設備関係) 予防技術検定 消防用設備に関する問題 1 / 10 自動火災報知設備の基準に適切でないものを選べ 自動火災報知設備のP型発信機は、各発信機に共通又は固有の火災信号を受信機に手動により発信するもので、発信と同時に通話することができないものをいう。 自動火災報知設備のT型発信機は、各発信機に共通又は固有の火災信号を受信機に手動により発信するもので、発信と同時に通話することができないものをいう。 自動火災報知設備のP型受信機は火災信号等を共通の信号として受信し、関係者に報知するもの。 自動火災報知設備のP型受信機は火災信号等を固有の信号として受信し、関係者に報知するもの。 不正解 ※P型発信機は発信と同時に通話ができないもの、T型発信機は発信と同時に通話ができるものをいう。 正解 T型発信機は各発信機に共通又は固有の火災信号を受信機に手動により発信するもので、発信と同時に通話することができるものをいう。 2 / 10 非常警報設備に関する次の記述のうち適切なものを選べ 非常警報設備とは、①非常ベル、②手動式サイレン、③放送設備の3種類を指し、非常警報器具とは、警鐘、携帯用拡声器、自動式サイレン等をいう。 延べ面積が 500 ㎡以上の令別表第1 5項ロ 共同住宅のうち収容人員が 50 名に満たないものは、非常警報設備の設置のみで自動火災報知設備の設置義務はない。 収容人員が 25 名の令別表第1 5項イ ホテルは、自動火災報知設備が設置されている場合を除き、面積に関係なく非常警報設備の設置が必要である。 非常警報設備には、自動火災報知設備やガス漏れ警報設備とは異なり非常電源の附置義務はない。 不正解非常警報設備とは・・手動式サイレンは非常警報器具、自動式サイレンは非常警報設備となる。延べ面積が・・共同住宅で延べ面積500㎡以上は自動火災報知設備の設置義務あり。非常警報設備を設置した場合においても必要非常警報設備には・・非常電源の附置義務あり(参照 則第25条の2第2項第5号)他に多数の者の目に触れやすいなどの設置位置の制約がある。(参照 令第24条第4項) 正解(参照 令第24条) 3 / 10 自動火災報知設備の設置免除の対象となる消防用設備に適切でないものを選べ スプリンクラー設備を設置(閉鎖型スプリンクラーヘッドは表示温度が75度以下で種別が一種のもの) 水噴霧消火設備を設置(閉鎖型スプリンクラーヘッドは表示温度が75度以下で種別が一種のもの) 泡消火設備を設置(閉鎖型スプリンクラーヘッドは表示温度が75度以下で種別が一種のもの) 屋内消火栓設備を設置 不正解(参照 令第21条第3項) 正解 屋内消火栓設備の設置は該当しない。(参照 令第21条第3項) 4 / 10 自動火災報知設備の炎感知器設置方法に適切でないものを選べ(道路の用に供される部分に設置) 感知器は、道路の側壁部又は路端の上方に設けること。 感知器は、道路面(監視員通路が設けられている場合にあっては、当該通路面)からの高さが0.8m以上1.5m以下の部分に設けること。 感知器は、道路の各部分から当該感知器までの距離が公称監視距離の範囲内となるように設けること。 感知器は、日光を受けない位置に設けること。 不正解 正しい記載(参照 則第23条第4項第7の5号) 正解 通路面からの高さが1.0m以上1.5m以下の部分に設けるが正しい。(参照 則第23条第4項第7の5号ロ) 5 / 10 自動火災報知設備の感知器種別として適切なものを選べ(結露が発生する場所に設置) 差動式スポット型感知器(1種) 差動式スポット型感知器(2種) 定温式スポット型感知器(特殊・1種) 炎感知器 不正解 不適となる。(参照 平成3年12月6日 消防予第240号) 正解 他に差動式分布型、補償式スポット型、熱アナログ式スポット型などが適応(参照 平成3年12月6日 消防予第240号) 6 / 10 自動火災報知設備の感知器に関する記述のうち適切なものを選べ 差動式分布型感知器とは、周囲の温度の上昇率が一定の率以上になったとき火災信号を発信するもので、狭い範囲の熱効果の累積により作動するものをいう。 光電アナログ式スポット型感知器とは、周囲の空気が一定の範囲内の濃度の煙を含むに至ったときに当該濃度に対応する火災情報信号を発信するもので、一局所の煙による光電素子の電流量の変化を利用するものをいう。 赤外線式スポット型感知器とは、炎から放射される赤外線の変化が一定の量以上になったときに火災信号を発信するもので、一局所の受光素子の電流量の変化により差動するものをいう。 炎複合式スポット型感知器とは、紫外線式スポット型感知器、赤外線式スポット型感知器の性能を併せもつものをいう。 不正解参照「火災報知設備の感知器及び発信機に係る技術上の規格を定める省令」(昭和 56 年自治省令第 17 号)差動式分布型感知器とは・・広範囲の熱効果の累積により光電式アナログ、赤外線式・・光電素子の受光量の変化を利用 正解参照「火災報知設備の感知器及び発信機に係る技術上の規格を定める省令」(昭和 56 年自治省令第 17 号第2条第19号)紫外線式スポット型感知器の性能及び赤外線式スポット型感知器の性能を併せ持つものをいう。 7 / 10 以下に示す防火対象物又はその部分のうち、自動火災報知設備の設置が義務づけられるものとして適切でないものを選べ 令別表第 1 に掲げる建築物の 11 階以上の階 令別表第 1 に掲げる防火対象物の 3 階以上の階で床面積が 300 ㎡以上のもの 令別表第 1 (7)項学校で延べ面積が 500 ㎡以上のもの 令別表第 1 に掲げる防火対象物の通信機器室で床面積が 300 ㎡以上のもの 不正解(参照 令第21条) 正解通信機器室は 500 ㎡以上で自動火災報知設備の設置が必要(参照 令第21条第1項第15号) 8 / 10 非常放送設備(スピーカー)の設置方法(階段・傾斜路等以外に設置するもの)に関し適切なものを選べ Ⅼ級 放送区域大きさ 200㎡超となるように設ける。 L、M級 放送区域大きさ 50㎡超200㎡以下となるように設ける。 L、M、S級 放送区域大きさ 5㎡以下となるように設ける。 不正解(参照 則第25条の2第2項第3号ロ) 正解 50㎡以下の放送区域に設置するものにあってはL級 M級 S級のものを設けること。(参照 則第25条の2第2項第3号ロ) 9 / 10 消防機関へ通報する火災報知設備の基準に関し適切でないものを選べ 設置場所 多数の者の目にふれやすく、かつ、火災に際し速やかに操作できる箇所及び防災センター等に設ける。 発信機 押ボタン装置は、床面又は地盤面から1.0~3.0mに設ける。 受信機 回路の電圧変化・振動・衝撃等により受信機に火災が発生した旨の表示をしないこと。 連動起動機能 令別表第1 6項ロ、16項イ、(16の2)項及び(16の3)項に掲げる防火対象物(同表16項イ、(16の2)項及び(16の3)項に掲げる防火対象物にあっては、同表6項ロに掲げる防火対象物の用途に供される部分が存するものに限る。)に設ける消防機関へ通報する火災報知設備にあっては、自動火災報知設備の感知器の差動と連動して起動すること。 不正解 正しい記載(参照 則第25条) 正解 発信機の押釦は床面又は地盤面から0.8以上1.5m以下の位置に設けることと規定(参照 則第25条第4項第2号) 10 / 10 自動火災報知設備の感知器等の取付け面の高さと感知器の種別の組合わせで適切でないものを選べ 4m 未満 → 差動式スポット型 4m 以上8未満 → 差動式スポット型 4m 以上 15m 未満 → イオン化式スポット型 2 種 15m 以上 20m 未満 → イオン化式スポット型 2 種 不正解(参照 則第23条第4項第2号) 正解15m 以上 20m 未満の場合、イオン化式スポット型については 1 種のみが適応(参照 則第23条第4項第2号) あなたのスコアは平均スコアは 64% 0% 問題を再開する 消防用設備:予想問題集ver2(水噴霧消火設備等) 前の記事 消防用設備:予想問題集ver4(避難設備関係) 次の記事
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