危険物:予想問題集ver6(地下タンク貯蔵所・簡易タンク貯蔵所・移動タンク貯蔵所等) 危険物:予想問題集ver6(地下タンク貯蔵所・簡易タンク貯蔵所・移動タンク貯蔵所等) 予防技術検定 危険物に関する問題 1 / 10 移動タンク貯蔵所の基準等の記載に関し適切でないものを選べ 電気設備 可燃性の蒸気が滞留する恐れのある場所に設けるものは、可燃性の蒸気に引火しない構造とすること。 接地導線 ガソリン等の静電気災害が発生する恐れのある液体危険物貯蔵タンクには、接地導線を設けること。 注入ホース 液体危険物貯蔵タンクには、注入口と結合できる結合金具(第6類の危険物を除き、真鍮その他摩擦等によって火花を発しがたい材料のもの)を備えた注入ホースを設けること。 標識等 危険物の類、品名及び最大数量を表示する設備を見やすい箇所に設けるとともに、0.4m平方以上0.8m平方以下の「危」の標識を掲げること。 不正解(参照 危令第15条等) 正解0.3m平方以上0.4m平方以下が正しい。(参照 危則第17条) 2 / 10 地下タンク貯蔵所の位置、構造及び設備の記載に関し適切でないものを選べ 標識・掲示板 見易い箇所に設けること。 タンクの材料等 厚さ3.2㎜以上の鋼板等で機密に造ること。 水圧試験 圧力タンク以外は100kPaの圧力で、圧力タンクは最大常用圧力の1.5倍の圧力で、それぞれ10分間行う水圧試験において、漏れ、又は変形しないこと。 不正解(参照 危令第13条等) 正解70kPa以上が正しい。(参照 危令第13条第1項第6号) 3 / 10 地下タンク貯蔵所の基準等に関し適切でないものを選べ タンクの設置位置等 地盤面下に設けられたタンク室に設置すること。 タンクとタンク室の内側との間 0.1m以上の間隔を保つものとし、かつ、当該タンクの周囲に乾燥砂をつめること。 地下貯蔵タンクの頂部 0.5m以上地盤面から下にあること。 タンクを2以上隣接して設置する場合 相互間に1m(タンク容量の総和が指定数量の100倍以下であるときは0.5m)以上の間隔を保つこと。 不正解(参照 危令第13条) 正解0.6m以上が正しい。(参照 危令第13条第1項第3号) 4 / 10 二重殻タンクの設置基準の記載に関し適切でないものを選べ 二重殻タンクの水平投影の縦及び横よりそれぞれ0.6m以上大きく、かつ、厚さ0.3m以上の鉄筋コンクリート造の蓋で覆われていること。 蓋にかかる重量が直接当該二重殻タンクにかかる構造であること。 当該二重殻タンクが堅固な基礎の上に固定されていること。 不正解(参照 危令第13条) 正解蓋にかからない構造であることが正しい。(参照 危令第13条第1項第2号ロ)二重殻タンクとは鋼板を間隙を有するように取り付け又は強化プラスチックを間隙を有するように被覆したものを設置することを指す。 5 / 10 簡易タンク貯蔵所の記載に関し適切でないものを選べ 一の簡易タンク貯蔵所に設置する簡易貯蔵タンクは、その数を4以内とし、かつ、同一品質の危険物の簡易貯蔵タンクを2以上設置しないこと。 標識・掲示板 見やすい箇所に設けること。 固定に関しては、容易に移動しないように地盤面、架台等に固定すること。 保有空地等は、屋外設置の場合、タンクの周囲に1m以上の幅の空地を保有し、専用室内設置では当該タンクと専用室の壁との間に0.5m以上の間隔を保つこと。 不正解(参照 危令第14条) 正解一の簡易タンク貯蔵所に設置する簡易貯蔵タンクは、その数を3以内とする。他にタンクの容量は、600L以下とするなどがある。(参照 危令第14条第2号) 6 / 10 移動タンク貯蔵所以外に設置される注意事項を表す標識の記載に関し適切でないものを選べ 長さ60㎝以上×幅30cm以上の大きさが求められる。 地は赤色とする。 文字は黒色とする。 不正解(参照 危則第17条) 正解白地に文字は黒色が正しい。(参照 危則第17条) 7 / 10 移動タンク貯蔵所について適切でないものを選べ ガソリン、ベンゼンの移動タンク貯蔵所には、接地導線を設けなければならない。 移動タンク貯蔵所は屋外の防火上安全な場所に常置すること。 移動貯蔵タンクの下部に排出口を設ける場合は底弁を設けるとともに、手動閉鎖装置又は自動閉鎖装置のいずれか一方を設置しなければならない。 移動貯蔵タンクは 4,000L 以下ごとに厚さ3.2㎜以上の鋼板又は同等以上の性質を有する間仕切りを設けなければならない。 不正解 (参照 危令第15条) 正解引火点が 70 度未満の危険物の移動貯蔵タンクの排出口で、かつ、直径が 40mm を超える排出口に設ける底弁には、手動閉鎖装置と自動閉鎖装置の両方を設置しなければならない。但し書き(引火点が70℃以上の第4類の危険物の移動貯蔵タンクの排出口又は直径が40mm以下の排出口に設ける底弁)に注意が必要(参照 危令第15条第1項第9号) 8 / 10 第 4 類の危険物の二重殻タンクにおいて、地下タンクをタンク室に設置しないことができる条件の適切でないものを選べ タンクが地下鉄又は地下トンネルから水平距離 10m 以内の場所その他総務省令で定める場所に設置されていないこと。 ふたにかかる重量が直接当該タンクにかからない構造であること。 タンクがその水平投影の縦及び横それぞれ 0.6m 以上大きく、かつ、厚さ 0.3m 以上の鉄筋コンクリート造りのふたで覆われていること。 タンクが堅固な基礎の上に固定されていること。 不正解(参照 危令第13条第2項第2号) 正解 回答の条件は法文に記載なし(参照 危令第13条第2項第2号等) 9 / 10 移動タンク貯蔵所のマンホール、注入口等の付属装置(側面枠)に関し適切でないものを選べ 移動タンク貯蔵所の最外側線と地盤面のなす角度が75度以上となること。 貯蔵最大数量の重心点と側面枠の最外側線におろした垂線とのなす角度が75度以上となること。 両側面の上部の四隅に、タンクの前端又は後端から水平距離で1m以内の位置に設けること。 取付箇所に当て板をし、外部からの荷重に耐えるように造ること。 不正解(参照 危則第24条の3) 正解35度以上が正しい。附属装置の損傷を防止するための装置となる。(参照 危則第24条の3) 10 / 10 移動タンク貯蔵所に関し適切でないものを選べ 防波板 容量が1kL以上のタンク室には、厚さ1.6㎜以上の鋼板又は同等以上の材料で作られた防波板を設けること。 マンホール及び注入口の蓋 厚さ3.2㎜以上の鋼板又はこれと同等以上の材料で造ること。 可燃性蒸気回収設備 可燃性の蒸気が漏れるおそれのない構造とすること。 不正解(参照 危令第15条) 正解容量が2kL以上が正しい。(参照 危則第24条の2の9) Your score isThe average score is 74% 0% 問題を再開する