防火査察:予想問題集ver10(危険物関係) 防火査察:予想問題集ver10(危険物関係) 予防技術検定 防火査察に関する問題 1 / 10 運搬容器へ危険物を収納することについて適切でないものを選べ 危険物は、収納する危険物と危険な反応を起こさない等当該危険物の性質に適合した材質の運搬容器に収納すること。 固体の危険物は、運搬容器の内容積の 95%以下の収納率で運搬容器に収納すること。 液体の危険物は、運搬容器の内容積の 98%以下の収納率であって、かつ、100 度の温度において漏れないように十分な空間容積を有して運搬容器に収納すること。 一の外装容器には、異なる類の危険物を収納してはならないこと。 不正解(参照 危則 第 43 条の3 第1項) 正解55℃の温度において漏れないよう十分な空間容積を有するが正しい。(参照 危則 第 43 条の3 第1項第4号) 2 / 10 指定数量未満の危険物の取り扱いの記載に関し適切でないものを選べ 危険物を貯蔵し、又は取り扱う場所においては、みだりに火気を使用しないこと。 危険物を貯蔵し、又は取り扱う場所においては、常に整理、清掃を行えば、不必要な物件の存置は支障ない。 危険物が漏れ、溢れ、又は飛散しないようにすること。 危険物を収納して貯蔵し、又は取り扱う時は、その容器は、当該危険物の性質に適応し、破損、腐食、裂け目等がないものであること。 不正解正しい記載(参照 火災予防条例(例)第30条等) 正解空箱その他不必要な物件は置かないことが正しい。(参照 火災予防条例(例)第30条等) 3 / 10 指定可燃物に関わる指定数量等の記述のうち、適切でないものを選べ 綿花類とは、不燃性又は難燃性でない綿状又はトップ状の繊維及び麻糸原料をいい、その数量は 200kg 以上である。 糸類とは、不燃性又は難燃性でない糸(糸くずを含む。)及び繭をいい、その数量は 100kg 以上である。 わら類とは、乾燥わら、乾燥藺及びこれらの製品並びに干し草をいい、その数量は 1,000kg 以上である。 ぼろ及び紙くずは、不燃性又は難燃性でないもの(動植物油がしみ込んでいる布又は紙及びこれらの製品を含む。)をいい、その数量は 1,000kg 以上である。。 不正解(参照 危政令別表第4) 正解 糸類の指定数量は1000Kg以上である。(参照 危政令別表第4) 4 / 10 危険物保安監督者を定めなければならない製造所等を選べ 移動タンク貯蔵所 指定数量の倍数が30以下の屋外貯蔵所 危険物を容器に詰め替えるもの ガソリンを 1000L 貯蔵する屋内貯蔵所 不正解(参照 法第13条第1項➡危令第31条の2) 正解引火点 40 度未満の第 4 類の危険物を貯蔵する屋内貯蔵所又は地下タンク貯蔵所には、危険物保安監督者の選任が義務付けられている。(参照 法第13条第1項➡危令第31条の2第1号)ガソリンの引火点はマイナス40度以下 5 / 10 危険物施設等に必要となる定期点検を除外される要件の記載に関し適切でないものを選べ 鉱山保安法第19条第1項の規定による保安規定を定めている製造所等は定期点検が不要となる。 火薬類取締法第28条第1項の規定による危害予防規定を定めている製造所等は定期点検が不要となる。 移送取扱所のうち、配管延長が15㎞を超えるもの又は配管にかかる最大常用圧力が0.95MPa以上で、かつ、配管の延長が7Km以上15㎞未満のものは定期点検が不要となる。 指定数量の倍数が30以下で、かつ、引火点が40度以上の第2類の危険物のみを容器に詰め替える一般取扱所は定期点検が不要となる。 不正解正しい記載(参照 危則第9条の2等) 正解正しくは第4類の危険物のみを容器に詰め替える一般取扱所を指す。 6 / 10 危険物の記載に関し適切なものを選べ 設置申請者が、服役中であることが判明した場合、不許可とできる。 反対運動を住民が実施したため、許可を保留した。 滅失した危険物施設について、同様の施設を再建したい旨の申し出を受けた。よって新たに設置許可申請を促した。 自らの所有しない土地についての危険物施設の設置許可申請であったため、不許可にした。 不正解(参照 法第11条等)法第11条の許可は羈束行為 正解 法第11条の許可は羈束行為(自由裁量の余地がない。法令の定めをそのまま行わなければならない。)であることに注意、 特別な事情があることは許可に無関係 7 / 10 危険物の説明として適切なものを選べ 危険物とは、別表に掲げる発火性又は引火性及び引火性を有する物品をいう。 危険物とは、避難活動に重大な支障を生ずるおそれのある物質で政令で定めるものをいう。 危険物とは、別表の品名欄に掲げる物品で、同表の数量欄に定める数量以下のものを指す。 危険物とは、別表の品名欄に掲げる物品で、同表に定める区分に応じ同表の性質欄に掲げる性状を有するものをいう。 不正解(参照 法第2条第7項) 正解(参照 法第2条第7項) 8 / 10 危険物の貯蔵、取扱いについての説明で適切なものを選べ 貯蔵所においては、危険物以外の物品の貯蔵についての規制はない。 類を異にする危険物を一の貯蔵所に貯蔵する場合は、収納する容器の積み重ね高さに制限がある。 危険物のくず、かす等は、1 日に 1 回以上確認し、危険物取扱者が破棄等の必要があると判断したときは、速やかに破棄する 設備、機器等を修理するときは、軽微な場合であっても危険物を完全に除去して行う。 不正解貯蔵所においては・・原則危険物以外の物品の貯蔵はしてはならない。類を異にする・・原則一の貯蔵所に貯蔵してはならない。危険物のくず・・1日に1回破棄等を行う。 正解(参照 危令第24条第10号) 9 / 10 屋外貯蔵所に関する次の記述のうち適切でないものを選べ 屋外貯蔵所は、湿潤でなく、かつ、排水のよい場所に設置しなければならない。 危険物を貯蔵し、又は取り扱う場所の周囲には、さく等を設けて明確に区別しなければならない。 さく等の周囲には、一定の空地を保有しなければならない。 第4類のすべての危険物は屋外貯蔵所において貯蔵又は取り扱うことができる。 不正解(参照 危令第16条等) 正解屋外において貯蔵又は取り扱える危険物は、第2類の危険物のうち硫黄、硫黄のみを含有する若しくは引火性個体(引火点が0度以上のものに限る。)又は第4類の危険物のうち第1石油類(引火点が0度以上のものに限る。)、アルコール類、第2石油類、第3石油類、第4石油類若しくは動植物油類とされている。(参照 危令第2条第7号) 10 / 10 運搬容器の外部に行う表示(注意事項)について述べたもののうち適切でないものを選べ 第 2 類の危険物のうち引火性固体にあっては「火気注意」 第 4 類の危険物にあっては「火気厳禁」 第 5 類の危険物にあっては「火気厳禁」及び「衝撃注意」 第 6 類の危険物にあっては「可燃物接触注意」 不正解(参照 危則第44条) 正解引火性固体にあっては「火気厳禁」が正しい。(参照 危則第44条第1項第3号ロ) Your score isThe average score is 56% 0% 問題を再開する