危険物:予想問題集ver9(貯蔵及び取扱い等) 危険物:予想問題集ver9(貯蔵及び取扱い等) 予防技術検定 危険物に関する問題 1 / 10 危険物第4類第1石油類の取扱いについて、適切でないものを選べ 貯蔵倉庫内の電気設備は、すべて防爆構造のものを使用する。 取扱い作業をする場合は、電気絶縁性のよい靴やナイロンその他の化学繊維などの衣類は着用し ない。 静電気の発生を少なくするために、危険物を取り扱う場合の流動、ろ過などは短時間に速度を上 げて行う。 貯蔵及び取扱いは、換気を十分に行う。 不正解 正解流体速度を上げれば、静電気が発生しやすくなるが正しい。 2 / 10 危険物の性質等に関し適切なものを選べ アルコール類とは、一分子を構成する炭素の原子の数が1個から3個までの飽和二価アルコールをいう。 特殊引火物とは、二硫化炭素その他一気圧において、発火点が100度以下のもの又は引火点が零下20度以下で沸点が40度以下のものをいう。 第4石油類とは、ギヤー油、オリーブ油その他一気圧において引火点が200度以上250度未満のものをいう。 動植物油類とは、動物の脂肉等又は植物の種子若しくは果肉から抽出したものであって、一気圧において引火点が250度以上のものをいう。 不正解 (参照 法別表第1) 正解特殊引火物とはジエチルエーテル、二硫化炭素その他1気圧において、発火点が100度以下のもの又は引火点が零下20度以下で沸点が40度以下のものをいう。(参照 法別表第1) 3 / 10 危険物を取り扱う建築物に関し適切でないものを選べ 地階 設置不可となる。 壁、柱、床、はり及び階段 不燃材料(ガラスを除く。)とすること。 屋根 金属板その他の軽量な準不燃材料で造ること。 窓及び出入口 防火設備を設置 ガラスを用いる場合は網入りガラスを設けること。 不正解(参照 危令 第9条第1項第5号等) 正解不燃材料が正しい。(参照 危令 第9条第1項第5号等) 4 / 10 取扱所の区分に関し適切でないものを選べ 給油取扱所 給油設備によって自動車等の燃料タンクに直接給油するため危険物を取り扱う取扱所を指す。 第1種販売取扱所 店舗において危険物を容器入りのままで販売するもの(指定数量の倍数10以下のものを指す。) 第2種販売取扱所 店舗において危険物 を容器入りのままで販売するもの(指定数量の倍数が15を超え40以下のものを指す。) 移送取扱所 配管及びポンプ並びにこれらに附属する設備によって危険物の移送の取り扱いを行う取扱所を指す。 不正解(参照 危令第3条) 正解第1種販売取扱所は倍数が15以下のものが正しい。(参照 危令第3条) 5 / 10 屋外において液体危険物を取扱う施設に関し適切でないものを選べ 直下の地盤面の周囲に高さ15㎝以上の囲いを設置、又はこれと同等以上の効果ある流出防止措置を講ずる。 流出防止措置は、コンクリートその他危険物が浸透しない材料で覆い、かつ、適当な傾斜及び貯留設備を設置する。 第4類の危険物(水に溶けるものに限る。)を取り扱う設備は貯留設備に油分離装置を設置する。 不正解(参照 危令第9条第1項第9号等) 正解水に不溶のものに限る。 6 / 10 危険物を取り扱う配管に関し適切でないものを選べ 配管強度 設置される条件及び使用される状況に照らして十分な強度を有すること。 水圧試験 最大常用圧力の2倍以上の圧力で試験を行ったとき漏洩その他の異常がないこと。 危険物による劣化 容易に劣化する恐れがないこと。 火災等による熱変形 容易に変形する恐れがないこと。 不正解(参照 危令第9条第1項第21号) 正解最大常用圧力の1.5倍以上が正しい。(参照 危令第9条第1項第21号) 7 / 10 危険物の類ごとに共通する事項として適切でないものを選べ 第 1 類の危険物は固体であり、一般に不燃性 第 3 類の危険物は、水と接触して発火するか若しくは可燃性のガスを発生 第 4 類の危険物は液体であり、火気等による引火又は爆発の危険性がある。 第 5 類の危険物は自然発火する危険物であるが、燃焼速度は遅い。 不正解 正解 第 5 類の危険物のなかには自然発火するものもあるが、全てが自然発火するものではないことに注意、また、燃焼速度は速い。 8 / 10 危険物を取り扱う設備の記載に関し適切でないものを選べ 危険物を取り扱う機械器具その他の設備 危険物の漏れ、あふれ又は飛散を防止する構造、又は災害防止のための付帯設備を設置すること。 加熱・冷却又は温度変化が起こる設備 温度測定装置を設置すること。 電気設備 電気工作物に係る法令の規定により設置すること。 静電気が発生する恐れのある設備 静電気除去装置を設置すること。 指定数量の倍数が100以上の製造所 避雷設備を設置すること。 不正解(参照 危令第9条第1項第19号等) 正解指定数量の倍数が10以上が正しい。(参照 危令第9条第1項第19号等) 9 / 10 危険物施設の区分の記載に関し適切でないものを選べ 屋内貯蔵所 屋内の場所において危険物を貯蔵し、又は取り扱う貯蔵所を指す。 屋外タンク貯蔵所 屋外にあるタンクにおいて危険物を貯蔵し、又は取り扱う貯蔵所を指す。 屋内タンク貯蔵所 屋内にあるタンクにおいて危険物を貯蔵し、又は取り扱う貯蔵所を指す。 地下タンク貯蔵所 地上に設置されたタンクにおいて危険物を貯蔵し、又は取り扱う施設を指す。 不正解(参照 危令第2条) 正解地盤面下が正しい。(参照 危令第2条) 10 / 10 危険物施設の区分に関し適切でないものを選べ 簡易タンク貯蔵所 簡易タンクにおいて危険物を貯蔵し、又は取扱う貯蔵所を指す。 移動タンク貯蔵所 車両に固定されたタンクにおいて危険物を貯蔵し、又は取り扱う施設を指す。 屋外貯蔵所 屋外の場所において第2類の危険物のうち硫黄、硫黄のみを含有するもの又は引火点零度以上の引火性固体を指す。 屋外貯蔵所 第4類の危険物のうち引火点が零度以上の特殊引火物、第1石油類、アルコール類、第2石油類、第3石油類、第4石油類又は動植物油類を取り扱うものを指す。 不正解(参照 危令第2条) 正解屋外貯蔵所には特殊引火物は非該当となる。他に、第2類の危険物のうち硫黄、硫黄のみを含有するもの若しくは引火性液体(引火点が0℃以上のものに限る。)を取り扱う。(参照 危令第2条) Your score isThe average score is 79% 0% 問題を再開する