防火査察:予想問題集ver10(危険物関係) 防火査察:予想問題集ver10(危険物関係) 予防技術検定 防火査察に関する問題 1 / 10 指定可燃物に関わる指定数量等の記述のうち、適切でないものを選べ 綿花類とは、不燃性又は難燃性でない綿状又はトップ状の繊維及び麻糸原料をいい、その数量は 200kg 以上である。 糸類とは、不燃性又は難燃性でない糸(糸くずを含む。)及び繭をいい、その数量は 100kg 以上である。 わら類とは、乾燥わら、乾燥藺及びこれらの製品並びに干し草をいい、その数量は 1,000kg 以上である。 ぼろ及び紙くずは、不燃性又は難燃性でないもの(動植物油がしみ込んでいる布又は紙及びこれらの製品を含む。)をいい、その数量は 1,000kg 以上である。。 不正解(参照 危政令別表第4) 正解 糸類の指定数量は1000Kg以上である。(参照 危政令別表第4) 2 / 10 予防規定について適切でないものを選べ 政令で定める製造所、貯蔵所又は取扱所の所有者、管理者又は占有者は、当該製造所、貯蔵所又は取扱所の火災を予防するため、予防規定を定めなければならない。 市町村長等は予防規定が基準に適合していないときは認可をしてはならない。 都道府県知事等は火災予防のため必要があるときは、予防規定の変更を命ずることができる。 予防規定を必要とする製造所等の所有者、管理者又は占有者及び従事者は、予防規定を守らなければならない。 不正解危険物施設の予防規程は、消防法第14条の2に基づき、一定規模以上の危険物施設を有する事業者が作成し、遵守する必要がある。(参照 法第14条の2) 正解 危険物施設の予防規程は、消防法第14条の2に基づき、一定規模以上の危険物施設を有する事業者が作成し、遵守する必要がある。予防規定の変更を命ずることができるのは市町村長等が正しい。 3 / 10 危険物の貯蔵、取扱いについての説明で適切なものを選べ 貯蔵所においては、危険物以外の物品の貯蔵についての規制はない。 類を異にする危険物を一の貯蔵所に貯蔵する場合は、収納する容器の積み重ね高さに制限がある。 危険物のくず、かす等は、1 日に 1 回以上確認し、危険物取扱者が破棄等の必要があると判断したときは、速やかに破棄する 設備、機器等を修理するときは、軽微な場合であっても危険物を完全に除去して行う。 不正解貯蔵所においては・・原則危険物以外の物品の貯蔵はしてはならない。類を異にする・・原則一の貯蔵所に貯蔵してはならない。危険物のくず・・1日に1回破棄等を行う。 正解(参照 危令第24条第10号) 4 / 10 危険物の類ごとに共通する事項として適切でないものを選べ 第 1 類の危険物は固体であり、一般に不燃性 第 3 類の危険物は、水と接触して発火するか若しくは可燃性のガスを発生 第 4 類の危険物は液体であり、火気等による引火又は爆発の危険性がある。 第 5 類の危険物は自然発火する危険物であるが、燃焼速度は遅い。 不正解 正解 第 5 類の危険物のなかには自然発火するものもあるが、全てが自然発火するものではないことに注意、また、燃焼速度は速い。 5 / 10 予防規程について、適切なものを選べ 製造所等における、位置、構造、設備、管理状況の点検項目について定めた規程をいう。 製造所等における危険物取扱者が遵守すべき事項を定めた規程をいう。 製造所等の公務中の災害を予防するため必要な事項を定めた規程をいう。 総務省令で定める事項について定め、市町村長等の認可を受けなければならない。 不正解 予防規定に定めなければならない事項は危則第60条の2に記載あり。(参照 法第14条の2第1項等) 正解 火災を予防するため、総務省令で定める事項について定めるもの(参照 法第14条の2第1項) 6 / 10 給油取扱所の業務に必要な設備に関し適切でないものを選べ 蒸気洗浄機の位置は、懸垂式の固定給油設備からの距離は 4m 以上離れた場所に設置されている。 自動車の点検・整備を行う設備は、懸垂式の固定給油設備から距離 4m 以上、かつ、道路境界線から 2m 以上離れた場所である。 混合燃料油調合器の位置は、給油に支障がない場所であって、建築物から 1m 以上、かつ、道路境界線から 4m 以上離れた場所である。 付随設備に収納する危険物の数量の総和は、指定数量の 5 分の 1 を超えてはならない。 不正解(参照 危則第25条の5) 正解給油取扱所の業務を行うについて必要な設備についても、その位置等に基準が設けられており、また、付随設備に収納する危険物の数量の総和は、指定数量未満としなければならない。少量危険物未満ではない。(参照 危則第25条の5第3項) 7 / 10 危険物の運搬について述べたもののうち適切でないものを選べ 運搬容器は、収納口を上方に向けて積載しなければならない。 第 4 類の危険物と混載することができない危険物は、第 1 類及び第 6 類のみである。 危険物を収納した運搬容器を積み重ねる場合においては、高さ 3m 以下で積載すればよい。 固体の危険物は、運搬容器の内容積の 95%以下の収納率で運搬容器に収納しなければならない。 不正解(参照 危則第43条の3第4号等) 正解積み重ねる場合、当該容器の上部にかかる荷重が当該容器の上に当該容器と同種の容器を積み重ねて3m以下にかかる荷重以下としなければならない。(参照 危令第29条第7号➡危則第46条の2) 8 / 10 危険物保安監督者を定めなければならない製造所等を選べ 移動タンク貯蔵所 指定数量の倍数が30以下の屋外貯蔵所 危険物を容器に詰め替えるもの ガソリンを 1000L 貯蔵する屋内貯蔵所 不正解(参照 法第13条第1項➡危令第31条の2) 正解引火点 40 度未満の第 4 類の危険物を貯蔵する屋内貯蔵所又は地下タンク貯蔵所には、危険物保安監督者の選任が義務付けられている。(参照 法第13条第1項➡危令第31条の2第1号)ガソリンの引火点はマイナス40度以下 9 / 10 危険物の運搬方法について述べたもののうち適切でないものを選べ 危険物又は危険物を収納した運搬容器が著しく摩擦又は動揺を起こさないように運搬すること。 指定数量未満であっても、危険物を車両で運搬する場合には、総務省令で定めるところにより車両に標識を掲げること。 指定数量以上の危険物を車両で運搬する場合において、積替、休憩、故障等のため車両を一時停止させるときは、安全な場所を選び、かつ、運搬する危険物の保安に注意すること。 危険物の運搬中危険物が著しくもれる等災害が発生するおそれのある場合は、災害を防止するため応急の措置を講ずるとともに、最寄りの消防機関その他の関係機関に通報すること。 不正解(参照 危令第30条) 正解(参照 危令第30条第1項第2号)指定数量以上の危険物を車両で運搬する場合が正しい。 10 / 10 取扱所の区分とその例の組み合わせのうち適切でないものを選べ 給油設備からガソリンを容器に詰め替え、又は軽油を車両に固定された容量4000L以下のタンクに注入する作業をおこなうもの➡給油取扱所 固定した注油設備から灯油もしくは軽油を容器に詰め替え、又は車両に固定された容量4000Ⅼ以下のタンクに注入する作業をおこなうもの➡給油取扱所 指定数量の倍数が5以下のものを店舗において販売するもの➡第1種販売取扱所 指定数量の倍数が15を超え40以下のものを店舗において販売するもの➡第2種販売取扱所 不正解(参照 危令第3条等) 正解 倍数が15以下のものが正しい。(参照 危令第3条) Your score isThe average score is 56% 0% 問題を再開する