防火査察:予想問題集ver10(危険物関係) 防火査察:予想問題集ver10(危険物関係) 予防技術検定 防火査察に関する問題 1 / 10 予防規定について適切でないものを選べ 政令で定める製造所、貯蔵所又は取扱所の所有者、管理者又は占有者は、当該製造所、貯蔵所又は取扱所の火災を予防するため、予防規定を定めなければならない。 市町村長等は予防規定が基準に適合していないときは認可をしてはならない。 都道府県知事等は火災予防のため必要があるときは、予防規定の変更を命ずることができる。 予防規定を必要とする製造所等の所有者、管理者又は占有者及び従事者は、予防規定を守らなければならない。 不正解危険物施設の予防規程は、消防法第14条の2に基づき、一定規模以上の危険物施設を有する事業者が作成し、遵守する必要がある。(参照 法第14条の2) 正解 危険物施設の予防規程は、消防法第14条の2に基づき、一定規模以上の危険物施設を有する事業者が作成し、遵守する必要がある。予防規定の変更を命ずることができるのは市町村長等が正しい。 2 / 10 運搬容器へ危険物を収納することについて適切でないものを選べ 危険物は、収納する危険物と危険な反応を起こさない等当該危険物の性質に適合した材質の運搬容器に収納すること。 固体の危険物は、運搬容器の内容積の 95%以下の収納率で運搬容器に収納すること。 液体の危険物は、運搬容器の内容積の 98%以下の収納率であって、かつ、100 度の温度において漏れないように十分な空間容積を有して運搬容器に収納すること。 一の外装容器には、異なる類の危険物を収納してはならないこと。 不正解(参照 危則 第 43 条の3 第1項) 正解55℃の温度において漏れないよう十分な空間容積を有するが正しい。(参照 危則 第 43 条の3 第1項第4号) 3 / 10 危険物の運搬方法について述べたもののうち適切でないものを選べ 危険物又は危険物を収納した運搬容器が著しく摩擦又は動揺を起こさないように運搬すること。 指定数量未満であっても、危険物を車両で運搬する場合には、総務省令で定めるところにより車両に標識を掲げること。 指定数量以上の危険物を車両で運搬する場合において、積替、休憩、故障等のため車両を一時停止させるときは、安全な場所を選び、かつ、運搬する危険物の保安に注意すること。 危険物の運搬中危険物が著しくもれる等災害が発生するおそれのある場合は、災害を防止するため応急の措置を講ずるとともに、最寄りの消防機関その他の関係機関に通報すること。 不正解(参照 危令第30条) 正解(参照 危令第30条第1項第2号)指定数量以上の危険物を車両で運搬する場合が正しい。 4 / 10 危険物の運搬について述べたもののうち適切でないものを選べ 運搬容器は、収納口を上方に向けて積載しなければならない。 第 4 類の危険物と混載することができない危険物は、第 1 類及び第 6 類のみである。 危険物を収納した運搬容器を積み重ねる場合においては、高さ 3m 以下で積載すればよい。 固体の危険物は、運搬容器の内容積の 95%以下の収納率で運搬容器に収納しなければならない。 不正解(参照 危則第43条の3第4号等) 正解積み重ねる場合、当該容器の上部にかかる荷重が当該容器の上に当該容器と同種の容器を積み重ねて3m以下にかかる荷重以下としなければならない。(参照 危令第29条第7号➡危則第46条の2) 5 / 10 危政令で定める不燃材として適切でないものを選べ アルミニウム モルタル しっくい アスファルト 不正解 平成12年の不燃材料を定める件に記載がある。(他の参照 危則第10条 建基法第2条第9号) 正解 平成12年の不燃材料を定める件に記載がある。(他の参照 危則第10条 建基法第2条第9号) 6 / 10 危険物の運搬について適切でないものを選べ 危険物は、温度変化等により危険物が漏れないように密封して容器へ収納すること。 指定数量以上の危険物を運搬する場合には「危」と表示した標識を、車両の前後の見やすい箇所に掲げること。 指定数量以上の危険物を車両で運搬する場合には、適応する消火設備を備えること。 移動タンク貯蔵所で危険物を移送する場合には、危険物取扱者免状を携帯すること。 不正解 (参照 危則第43条の3 危則第44条等) 正解 危険物の移送(移動タンク貯蔵所によって危険物を運ぶことを指す。)をする場合には、危険物取扱者による運転あるいは危険物取扱者の同乗が義務付けられており、この場合に限り免状及び必要に応じて修了証(保安講習)の携帯が義務付けられている。(参照 法第16条の2第1項・第3項) 7 / 10 危令第 29 条第 5号に定める危険物の運搬における積載方法に関し、日光の直射を避けるため遮光性の被覆で覆わなければならない危険物について、適切でないものを選べ 第 1 類の危険物 第 2 類の危険物 第 4 類の危険物のうち特殊引火物 第 6 類の危険物 不正解(参照 危令第29条第5号➡危則第45条) 正解 第2類は不要。他に自然発火性物品,第6類の危険物等が遮光性の被覆が必要 (参照 危令第29条第5号➡危則第45条第1項) 8 / 10 危険物施設に関する定期点検実施者等に適切でないものを選べ 危険物取扱者又は危険物施設保安員が行わなければならない。 危険物取扱者の立会いがあっても、危険物取扱者以外の者は点検を実施できない。 点検内容は、位置、構造及び設備が技術上の基準に適合しているか否かについて実施する。 点検実施は、1年に1回以上実施する。 不正解 正しい記載 点検実施できる者は、危険物取扱者・危険物施設保安員、危険物取扱者の立会いを受けた者となる。(参照 危則第62条の6) 正解 危険物取扱者の立会いがあれば、危険物取扱者以外でも点検を実施できる。(参照 危則第62条の6第2項) 9 / 10 危険物に係る消火方法として、適切でないものを選べ 第 1 類の過酸化カリウム 多量の水による消火 第 2 類の赤リン 注水による冷却消火 第 3 類のナトリウム 乾燥砂 第 5 類のニトロセルロース 注水による冷却消火 不正解(参照 危令別表第5) 正解 第1類アルカリ金属の過酸化物に該当 水と作用するため、第5種の乾燥砂などが適する。(参照 危令別表第5) 10 / 10 予防規程を定めなければならない製造所等を選べ 屋外に設置された自家用給油取扱所 指定数量の倍数が 100 以上の屋外貯蔵所 指定数量の倍数が 130 の屋内貯蔵所 指定数量の倍数が 30 以下で、引火点が 40 度以上の第四類の危険物のみを容器に詰め替える一般取扱所 不正解 危令第37条の中で、危令第7条の3に該当するものが予防規定を要するとの記載が有る。(参照 危令第37条 危令7条の3第4号) 正解 危令第37条の中で、危令第7条の3に該当するものが予防規定を要するとの記載が有る。(参照 危令第37条、危令第7条の3第4号) あなたのスコアは平均スコアは 56% 0% 問題を再開する