危険物:予想問題集ver9(貯蔵及び取扱い等) 危険物:予想問題集ver9(貯蔵及び取扱い等) 予防技術検定 危険物に関する問題 1 / 10 屋外において液体危険物を取扱う施設に関し適切でないものを選べ 直下の地盤面の周囲に高さ15㎝以上の囲いを設置、又はこれと同等以上の効果ある流出防止措置を講ずる。 流出防止措置は、コンクリートその他危険物が浸透しない材料で覆い、かつ、適当な傾斜及び貯留設備を設置する。 第4類の危険物(水に溶けるものに限る。)を取り扱う設備は貯留設備に油分離装置を設置する。 不正解(参照 危令第9条第1項第9号等) 正解水に不溶のものに限る。 2 / 10 危険物施設の区分の記載に関し適切でないものを選べ 屋内貯蔵所 屋内の場所において危険物を貯蔵し、又は取り扱う貯蔵所を指す。 屋外タンク貯蔵所 屋外にあるタンクにおいて危険物を貯蔵し、又は取り扱う貯蔵所を指す。 屋内タンク貯蔵所 屋内にあるタンクにおいて危険物を貯蔵し、又は取り扱う貯蔵所を指す。 地下タンク貯蔵所 地上に設置されたタンクにおいて危険物を貯蔵し、又は取り扱う施設を指す。 不正解(参照 危令第2条) 正解地盤面下が正しい。(参照 危令第2条) 3 / 10 危険物を取り扱う配管に関し適切でないものを選べ 防食措置 外面の腐食を防止するための措置を講ずること。 地下配管 配管の接合部分からの危険物の漏洩を点検することができる措置を講ずる。 地下配管 配管上部の地盤面にかかる重量が当該配管にかからないように保護すること。 地上に設置する配管 地震、風圧、地盤沈下、温度変化による伸縮等に対し安全な構造の支持物により支持すること、支持物は準耐火性能を有すること。 不正解(参照 危令第9条第1項第21号) 正解支持物は耐火性能を有するが正しい。(参照 危令第9条第1項第21号) 4 / 10 危険物の性質等に関し適切なものを選べ アルコール類とは、一分子を構成する炭素の原子の数が1個から3個までの飽和二価アルコールをいう。 特殊引火物とは、二硫化炭素その他一気圧において、発火点が100度以下のもの又は引火点が零下20度以下で沸点が40度以下のものをいう。 第4石油類とは、ギヤー油、オリーブ油その他一気圧において引火点が200度以上250度未満のものをいう。 動植物油類とは、動物の脂肉等又は植物の種子若しくは果肉から抽出したものであって、一気圧において引火点が250度以上のものをいう。 不正解 (参照 法別表第1) 正解特殊引火物とはジエチルエーテル、二硫化炭素その他1気圧において、発火点が100度以下のもの又は引火点が零下20度以下で沸点が40度以下のものをいう。(参照 法別表第1) 5 / 10 危険物の類ごとに共通する事項として適切でないものを選べ 第 1 類の危険物は固体であり、一般に不燃性 第 3 類の危険物は、水と接触して発火するか若しくは可燃性のガスを発生 第 4 類の危険物は液体であり、火気等による引火又は爆発の危険性がある。 第 5 類の危険物は自然発火する危険物であるが、燃焼速度は遅い。 不正解 正解 第 5 類の危険物のなかには自然発火するものもあるが、全てが自然発火するものではないことに注意、また、燃焼速度は速い。 6 / 10 取扱所の区分に関し適切でないものを選べ 給油取扱所 給油設備によって自動車等の燃料タンクに直接給油するため危険物を取り扱う取扱所を指す。 第1種販売取扱所 店舗において危険物を容器入りのままで販売するもの(指定数量の倍数10以下のものを指す。) 第2種販売取扱所 店舗において危険物 を容器入りのままで販売するもの(指定数量の倍数が15を超え40以下のものを指す。) 移送取扱所 配管及びポンプ並びにこれらに附属する設備によって危険物の移送の取り扱いを行う取扱所を指す。 不正解(参照 危令第3条) 正解第1種販売取扱所は倍数が15以下のものが正しい。(参照 危令第3条) 7 / 10 危険物の貯蔵、取扱いについての説明で適切なものを選べ 貯蔵所においては、危険物以外の物品の貯蔵についての規制はない。 類を異にする危険物を一の貯蔵所に貯蔵する場合は、収納する容器の積み重ね高さに制限がある。 危険物のくず、かす等は、1 日に 1 回以上確認し、危険物取扱者が破棄等の必要があると判断したときは、速やかに破棄する 設備、機器等を修理するときは、軽微な場合であっても危険物を完全に除去して行う。 不正解貯蔵所においては・・原則危険物以外の物品の貯蔵はしてはならない。類を異にする・・原則一の貯蔵所に貯蔵してはならない。危険物のくず・・1日に1回破棄等を行う。 正解(参照 危令第24条第10号) 8 / 10 危険物第4類第1石油類の取扱いについて、適切でないものを選べ 貯蔵倉庫内の電気設備は、すべて防爆構造のものを使用する。 取扱い作業をする場合は、電気絶縁性のよい靴やナイロンその他の化学繊維などの衣類は着用し ない。 静電気の発生を少なくするために、危険物を取り扱う場合の流動、ろ過などは短時間に速度を上 げて行う。 貯蔵及び取扱いは、換気を十分に行う。 不正解 正解流体速度を上げれば、静電気が発生しやすくなるが正しい。 9 / 10 危険物を取り扱う建築物の記載に関し適切でないものを選べ 延焼の恐れのある外壁及びその出入口 出入口以外の開口部を有しない耐火構造、出入口には、自動閉鎖式の特定防火設備を設置すること。 液状の危険物を取り扱う建築物の床 危険物が浸透しない構造、適当な傾斜、漏れた危険物の一時的な貯留設備を設置すること。 建築設備 必要な採光、照明、換気設備を設置すること。 可燃性の蒸気・微粉が滞留する恐れのある建築物 蒸気又は微粉を屋外の低所に排出する設備を設置すること。 不正解(参照 危令 第9条第1項第5号等) 正解屋外の高所に排出が正しい。(参照 危令 第9条第1項第11号等) 10 / 10 危険物の記載に関し適切なものを選べ 設置申請者が、服役中であることが判明した場合、不許可とできる。 反対運動を住民が実施したため、許可を保留した。 滅失した危険物施設について、同様の施設を再建したい旨の申し出を受けた。よって新たに設置許可申請を促した。 自らの所有しない土地についての危険物施設の設置許可申請であったため、不許可にした。 不正解(参照 法第11条等)法第11条の許可は羈束行為 正解 法第11条の許可は羈束行為(自由裁量の余地がない。法令の定めをそのまま行わなければならない。)であることに注意、 特別な事情があることは許可に無関係 Your score isThe average score is 79% 0% 問題を再開する